例えば、
会場が小さくて、もしもその会場に入りきらない程にお客さんが来てくれたとした場合、折角足を運んでくれたのにも関わらず『その会場に入れなくなってしまう』という人が出てきてしまいます。
『ソレを事前に防ぐ必要がある』と想定される場合、ソコには人数制限というものが必要となってきます。
限定1人も、限定10人も、限定100人も1000人も、10000人も、100000人もそれは変わらない。
全く同じ。
どこの会場にも限られたスペースがあって、どこの会場にも入れる人数は限りがあるのです。
「想像してごらん。」
『何処かの国のあのスーパースターが日本武道館で演奏する。』+『残念ながらチケットを取得出来なかった人がいる。』
のと、
『村男が北上尾t's palで演奏する。』+『残念ながらチケットを取得出来なかった人がいる。』
のでは、
何か違いがあるのでしょうか?
チケットを取得出来なかった人の『人数』でみたら、 確かに現状比較出来やしない程圧倒的に大きな違いがありますが、チケットを取得出来なかった人の『気持ち』でみたら、何も変わらないと思うのです。
ソレは大きいか小さいか、
ソレはブランドがあり有名かブランドがなく有名じゃないか、
だけ。
まぁ、
正直その『だけ』が大きな違いではあるんですけど、そんな事は何も問題じゃないよ。
何も変わりはしないのさ。
そもそも、違いがあるって認めたらココでもう終わりにすべきなんだろうし。
そのスーパースターが発する音と村男が発する音は全くの別物ですが、別格なんかじゃない。
そのスーパースターのお客さんと村男のお客様は全くの桁違いですが、別次元なんかじゃない。
それは同じく『受け取って下さる方々』によって支えられているのです。
寧ろ、そのスーパースターを支えているお客さんより、村男の音を支えて下さっている方々の方が絶対に確実に間違いなく頼もしいに決まってますもんね。
「心から感謝しています。」
『あなた』のお陰で自分はそのスーパースターに臆する事なく、堂々と胸を張り、肩を並べるべく発信する事が出来ます。
いつもいつもいつもいつもありがとうございます。
村男
そして、もうひとりの村男。
今回、5月4日(木・祝)北上尾t's pal『名刺代わり』~私を俺をあなたの企画に誘えばいいじゃんさ~
の件で、沢山の支えて下さる方々から御叱りのメールを頂きました。
『誰かの気持ちを考えるとい事を怠っている』と。
本当ですね、それが証明されてます。ごめんなさい。
そして、
本当に本当にありがとうございます。
今回のこの企画はね、『素敵な音と素敵な音が交わる場所が必要だ』って気持ちと、北上尾t's palさんに素敵な音を聴かせてあげたいって気持ちと、北上尾t's palの美味しい空間を皆にも味わって貰いたいって気持ちがひとつになったのがそもそもの始まりだったんですよ。
お店は出演者がひとりお客様連れてきたらもう満タンになる広さ。
最初は、
『発信する人だけゆったり座るんでいいかな。』
いや、
『寧ろ三曲ずつとか時間短いし、遠方だし、きっと去年みたいに発信する人だけになるんだろうな。』
なんて想像してしまっていたんですが、
こんなにも素晴らしき発信する方々が集まっているのにも関わらず満席を想像出来ず、どっかのフェスやらなんやらかんやらがチケット取るの困難な程に重宝されてる現状は、なんだかおかしいよなって思ったんですよね。
だから想像しました。
想像して、
尊敬すべき発信する人達から、いつも支えて下さってる皆様に『感謝のプレゼント』として貴重な貴重な一席をお渡し頂けたらなって思ったんです。
その為、
先着だろうが、抽選だろうが、○○な人へのプレゼントって条件を提示しようが、家族にだろうが、同じ芸の道を志す方に渡そうが、そもそもその入場券を破棄しようが、それは一流の各発信する方々にお任せしようと思いました。
御指摘頂いた様に、「チケット受付の窓口をひとつにして先着順で決めるのが一番誰も傷付けずに良いのではないか。」という案が確かに得策で、本当はそれが一番良かったのかもしれません。
それでも、
今回は、その席の使い方は一流の各発信する人達にお任せしたいなって思うております。(この気持ちを確認して頂いた上で一流の各発信する皆様がひとつの窓口にして欲しいってなるならば考えます)
普段、
想像出来ない事、人数制限がないという事に対して余りにも慣れすぎている自分がおります。
新宿NINESPICEでワンマンライブをやらせて頂いた時、自分は人数制限はしませんでした。何故って200人もお客様が来て下さった事なんかなかったし、それを想像する事が出来なかったからです。
高円寺Reefでディナーショーをやらせて頂いた時は人数制限をしました。お店が細長いカタチで、みんな座って35名程でもう満席になるからです。
知らず知らずの内に物差しを持ち歩き、限界を決めております。
天井をつくり、
底をつくり、
壁をつくり出してそこから抜け出せなくなっております。
今回はそれを超えていきます。
三曲だけだろうが、遠方だろうが、昼間だろうが、長丁場だろうが、音響が簡易的だろうが、前日がライブだろうが、全然問題ない。全く関係がない。
その日、その時、その空間にいる発信する人と、限られた席にこの度運良く座って頂いて受け取って下さる事になる皆様と、それらを支えて下さる北上尾t's palとで、世界一の時間をつくります。
自分の脳で考えているこの皆さんに対する感謝の気持ちを、言葉や文章にする力が足りないが故に全然全然伝えられてないんだろうけど、言いたい事はひとつなんです。
明日、
っかあとでこれ起きれんのかな。。。
( ´ ×`)
冗談です。
「みんなみんな、本当にありがとうございました。」
もうひとりの村男