気が付けばいつしか一人になっていた
携帯のメモリーこんなに貯めたのに
何周かさせても見付らないよ
気が付けば初めから一人だった
携帯のメモリー友達をつくっていたと思ってたんだ
履き違えてた
携帯を変えれば友達を選んでました
携帯を変えれば友達もなくす形態が
今は見えません
世界は進み情報が広がりました
いつしか狭く感じてました
望遠鏡で見始めてから
世界中の出来事が部屋に居ながらに分かります
なのに隣の人の顔は分かりません
そんなたまにきずな社会にこれは黄色い唄
そんなたまに絆社会に
一つ短くとも太いその腕を
温度の伝わるその手を
僕たちは限られた生命の時間
数を増やし一人当たりを削りました