「大丈夫かもしれない。」

「もしかしたら危険が及ぶかもしれない。」






そこには誰がいて、


そこにはどれだけのおもいがあって、


そこにはどれだけの大切があるのでしょう。













大きな地震があって、電車も新幹線も止まって、高速道路も閉鎖されたあの時、50ccのバイクに股がり震えながら福島を目指している途中で、僕はやっと気付かされました。





あぁ、

『自分の身体は自分ひとりのモノではないのだ』という事に。






もしも自分になにかあったら、、、




当時お付き合いして頂いていた彼女さんに、

この先授かる事が出来るとするならばその子供に、

母親に、

兄弟に、

大切におもって下さる皆様に、

そして自分がつくらせて貰えた歌たちに迷惑がかかってしまうという事に。




「危険なんて、普段から身の回りに数え切れない程溢れているじゃないか。」




なんて誰かが言うけれど、やっぱり明るい道と暗い道があるならば、僕は君に『明るい道を使って自宅に帰って欲しい』と思うし、『警戒レベルが上がった山にはレベルが下がる迄は登らないで欲しい』と考えてしまうのです。





それは、


ただただ単純に心配だから。



それは、


ただただ単純にどうでもよくないから。






いつだって、


『回避出来る危険ならば出来れば回避して欲しい』


そう願うのです。








でもね、


現場に対して強い気持ちがある君を『笑顔で送り出してやりたい』気持ちだってここにはあるのですよ。


でもやっぱり、大切の分だけ切なくもなるのでした。






あの時、福島に住むうちの母親も大切な友達も「余震が続いているから来るな。」、「お前は帰って来ちゃ駄目だ。」と僕を思いやり止めてくれた言葉を無視して向かった僕を温かく見送ってくれた当時の彼女さんや、受け入れたうちの母親には、想像出来ない程の相当なる心配をお掛けした事でしょう。福島の場合、放射能の問題もありましから今の現場よりももっともっともっともっと心配だった事と思います。本当申し訳なかったです。『相手』を思いやれる余裕が、あの時の僕には全然全然なかったのでしょうね。。。









朝がやってきました。


1日も早く現場の活発になっている余震が収まります様、1秒でも早く元気な顔が見れます様願っております。


沖縄スパイ戦史

教えて頂いた映画を観て参りました。



『秘密戦』について調べてみたいなって思える映画でした。


『軍隊はあくまでも国民を守る為のものではない』というそのシステムが、まさか今の自衛隊でも引き継がれているだなんてがっかりでした。自衛隊が災害救助や人命救助第一のイメージがあるからより驚きでした。やっぱり自衛隊は災害救助隊に変えて頂きたいです。武器とか練習しなくていいですってもう。。。


「え、攻められる?」


「武器はなくせない?」




あのさ、簡単に考えて下さいよ。


人殺しは良い?悪い?


じゃ武器は必要?不必要?




武士の刀は命だった時代は終わるんですよ。


難しい事じゃないさ。


減らすとか減らせないとかじゃなくて、そもそもがいらないっての。


話を難しくして誤魔化さないで。

 

人殺しの道具なんかいらないよ。








村男はそう思うのでした☆