『言っとくけど、俺の自由はヤツラにゃやらねえ!ロック・フェスティバル』
略して『イットク・フェス』は2017年9月24日(日)から、表現の自由を守るために共謀罪等に反対して毎年行なわれている国会を囲んだロックフェスティバルの形を借りた抗議行動です。第4回『言っとくけど、俺の自由はヤツラにゃやらねぇ!ロック・フェスティバル』略して『イットク・フェス2020』
はい。
エントリーが物凄く早くて人気なので、自分は先の予定がわからない為、今年は応募を見送っていたのです。。。
THEしかし、そんな気持ちを伝えていた訳ではないのに、偶然にも前々日に欠場者の方がいらっしゃたという連絡を突如頂きまして、急遽去年に引き続き参加させて頂く事と相成りました。
こんなこと書くと、何を言ってやがるんだと色々な方から怒られるかもしれませんが、二度参加させて頂いて自分が感じたのは、イットクフェスは、国会議事堂前を前に『アイ』を叫ぶイベントなんだってことです。
場所が国会議事堂前ってだけで、政治のイメージが一気に強くなりますが、テレビ局の前だろうが、警察署の前だろうが、裁判所の前だろうが、学校前だろうが、駅前だろうが、公園だろうが、正直場所は関係ない。
でも、国会議事堂前でうたうって事に意味がある。
矛盾してますが、自分はそう思うんですよね。
右だ左だは抜きにして、ただただ単純に国会議事堂(別にソコが)を前に、自分のうたをうたう日。
だから、
国に対して考えがある人も、
政府に対して考えがある人も、
東京に対して考えがある人も、
警察に対して考えがある人も、
誰かに対して考えがある人も、
特に自分の考えがない人も、
そこにはいるのです。
何度も何度も何ヵ月も前から、トラブルなくみんなで1日をつくれるようにと話し合いを重ねている人がそこにはいて、
警察の方々と親密な関係を築く為にやり取りをする人がいて、
朝早くから搬入をして会場を準備する人がいて、
皆の演奏中に飛沫防止のシートをずっとずっと握りしめている人がいて、
誰かが警察とトラブルになれば、その人達の代わりに警察に頭を下げに向かう人がいて、
イベントが終了後に何事もなかったかの様に綺麗に片付ける人がいて、
歌う事が何よりの協力であって、出番が終わった後、なにか協力しなくてはいけないという気持ちを特に持ってはいない人もいて、
もしかしたらイベント事態に疑問を持って参加している人もいたりするかもしれない。
色々な人があそこにはいる。
そして、色々な人がいていいんだというイベント。
ソコが僕は素敵だなぁと思うんですよ。
「これは何かのデモなの?」
昨日通りすがりの年配の方に質問されて、以前にも同じような事を質問されたのを思い出しました。
「イットクフェスをして何がどう変わるの?」
デモではない。
きっと何も変わらない。
いや、変わらない様に願う方々が支えているんでしょうね。
だから、皆が何かひとつのテーマを元に集ったというよりは、歌いたい人、表現したい人が集まる。
ソレを見たい人、聴きたい人が集まる。
それはきっと、他のフェスティバルやらとなにも変わらないんだと思うのです。
自分が企画をするならば、『皆違うんだけれど、テーマに対して、唯一欠かせないナニかが同じ人』に声をかけると思うんです。
でもそうじゃない。
だからこその自由がそこにはある。
だから、
皆、恐がらずに、勝手にイメージを付けずに、気軽に参加したらいいのにって思うのでした。
余談ですが、途中に右翼だか左翼だかの方々が無茶苦茶大音量でやってきたのですが、正直あの方々も参加して欲しいなって思いました。
きちんと順番や時間を守って。
二種類に分類なんて出来やしないのに、いつまでも右だ左だ本当に馬鹿みたいですもの。百の質問を投げ掛けて、同じ組み合わせの人間が一体そこには何人いるんだよって話なんですよね。
あぁあ、
僕戦会やりたいな。。。
普段話をしない僕らの、『あくまでも自分はこう思うよ』って景色を否定は絶対にせずに共有する、僕たちの戦争について話をする会。
コロナで延期になってから皆に会ってないけど、ロマンチストのお二人も黒坂正二郎のお一人も元気かねぇ( ´ ×`)。。。
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